東海大菅生「笑うしかない」…元中日投手の監督も昨夏王者に汗

[ 2015年3月14日 05:30 ]

握手を交わす大阪桐蔭・福田主将(左)と東海大菅生・江藤主将

第87回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 東海大菅生―大阪桐蔭

(3月13日)
 東海大菅生はエース勝俣の右腕に、全てを託す。昨夏の優勝校・大阪桐蔭との対戦が決まり、元中日投手で自身初の甲子園に臨む若林弘泰監督は「もう笑うしかないですね。相手は強力打線。勝俣に懸けるしかない。ロースコアに持ち込みたい」と苦笑いを浮かべた。

 抽選会で最初に決まった好カード。屈指の強豪との対決に青白くなった指揮官とは対照的に、江藤主将は至って冷静だった。「せっかく甲子園に出るんだから強い学校とやりたいとみんなで言っていた。勝俣はチームで一番緊張しないし、相手が強いほど燃えるタイプ。下克上を狙う」。

 今秋ドラフト候補に挙がる勝俣は昨夏、横浜との練習試合でノーヒットノーランを達成しており、その度胸は折り紙付き。臆することなく、西の強豪にぶつかっていく。

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2015年3月14日のニュース