米コメディアン、オープン戦5試合を回り10球団でプレー

[ 2015年3月13日 17:43 ]

ドジャースのオープン戦でプレーするコメディアンのウィル・フェレル氏 (AP)

 米国のコメディアンのウィル・フェレル(47)は12日、アリゾナ州で行われたメジャーリーグのオープン戦5試合の会場をヘリコプターで回り、10球団すべてのチームでプレーするという企画を行った。

 がん患者を支援する目的のこの企画。フェレルは最初のアスレチックスとマリナーズの試合が行われる会場へ訪れると、集まった報道陣を前に「話すことは何もない。俺はすでに戦闘モードに入っている」と取材を拒否して笑いを誘った。

 アスレチックスのユニホームに袖を通して「5番・遊撃」でラインアップに名を連ねたフェレルだったが、直後にマリナーズへの移籍が発表され、すぐさま敵軍のユニホームを身にまとった。

 これと同じ調子でフェレルはその後、4つの球場へと赴き、エンゼルス、カブス、レッズ、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツ、ホワイトソックス、ドジャース、パドレスと1日で10球団を渡り歩いた。

 また、フェレルはこの日、9つのポジションすべてに就いたが、これは65年に1試合で全ポジションを守った記録を持つバート・カンパネリス氏(73)に敬意を表してのもので、同氏は現在、がんに関する慈善活動を行なっている。

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