有原、初の打撃投手「ほっとしている」 MAX148キロ

[ 2015年3月13日 16:47 ]

 日本ハムのドラフト1位新人の有原(早大)が13日、千葉県鎌ケ谷市で行われた2軍の練習で初めて打撃投手を務めた。「楽しかったし、投げられてちょっとほっとしている」と実戦登板へまた一つ階段を上がった。

 市川と新人の浅間(横浜高)に計42球を投げた。スライダーやカットボールなどの変化球も織り交ぜ、安打性の当たりは4本程度。市川は捕手目線で「ずばぬけた球を投げている」と評価し、球の力強さや出どころの見にくいフォームを特徴として挙げた。

 打者に対したのは昨年11月の早慶戦以来で、右肘の不安を感じずに投げたとなると昨年8月上旬までさかのぼる。7~8割程度の力でも最速は148キロをマークし「自分の中で腕を振れる感覚はあった」と手応えは上々だ。「コントロールの精度を上げたい」という課題も、やっと実戦を見据えたものになってきた。

 捕手の後方から見守った栗山監督は、ネット越しにもかかわらず変化球に思わず体をよける場面もあり「いけるという手応えを持ったので楽しみ」と笑顔を見せた。

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2015年3月13日のニュース