西武・郭、ローテ当確!“人生初”粉雪舞う中5回1失点好投

[ 2015年3月12日 05:30 ]

<楽天・西武>1回、帽子を飛ばしながら一塁ベースカバーに向かう郭

練習試合 西武0―3楽天

(3月11日 姫路)
 開幕ローテーション入りに当確ランプだ。西武の新外国人・郭俊麟(カクシュンリン)が5回2安打1失点と好投。粉雪が舞う中、最速143キロの直球を軸に内角を攻める強気の投球を見せた。母国・台湾では雪を見たことがないという右腕は「人生で初めてこんな寒い中で投げたが、直球、変化球ともに納得できた」と手応えを口にした。

 課題は簡単に四球を出したこと。2回は2死から連続四球でピンチを招き、4回は先頭・岡島を歩かせたことから失点した。それでも田辺監督は「あれだけの投球をしてくれたらね。いろいろ考えているよ」と高く評価し、27日からのオリックスとの開幕カード(西武プリンスドーム)での先発も浮上した。台湾代表でもある右腕は3月11日の登板に「日本人にとっては特別な日だということを理解している。チームの力になりたい」と思いをはせた。 

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