大谷乱調 栗山監督「次も悪くても、開幕が良ければそれでいい」

[ 2015年3月11日 18:09 ]

厳しい表情の栗山監督

オープン戦 日本ハム1―10DeNA

(3月11日 鎌ケ谷)
 日本ハムの栗山英樹監督(53)は、オープン戦2度目の先発も4回5失点に終わった大谷翔平投手(20)について「この時期に悔しい思いをすることで必ずプラスになると信じている」と前を向いた。

 栗山監督は沖縄・名護キャンプ中の2月20日、大谷の背番号「11」にちなみ、午前11時11分ちょうどに初の開幕投手を任せることを発表。

 だが、大谷は今月3日の巨人とのオープン戦(札幌ドーム)で4回4失点6四球と大乱調で、栗山監督からは「“すっとこどっこい”だった」の酷評も飛び出した。

 そして、この日のDeNAとのオープン戦では4回で99球を投げて6安打5失点。栗山監督は「前回より球の状態は良くなっている」とこの日の投球を振り返りつつ、18日の次回登板(対広島、札幌ドーム)がオープン戦ラスト登板となる予定の大谷に対し「次も悪くても、開幕が良ければそれでいい」とまで言い切った。

 「開幕投手をやるわけだから、最終的には結果につなげてほしい」と願った指揮官。プロ3年目で大役を託した“二刀流”右腕の復調が待たれる。

続きを表示

2015年3月11日のニュース