能見「当てとくわ」 “昨日の友”新井に仁義なき内角攻め宣言

[ 2015年3月10日 08:30 ]

阪神の能見

 阪神は10日、本拠地・甲子園に広島を迎えてオープン戦を戦う。先発予定の能見篤史投手(35)は元同僚で今季から広島に復帰し、対戦が予想される新井貴浩内野手(38)に対し“死球予告”した。

 昨日の友も今日は敵だ。開幕まで3週間を切り、徐々に気持ちも高ぶりつつある。能見は新井との対戦について問われると、不敵に笑って宣戦布告した。

 「当てとくわ」

 コメント自体は能見流のリップサービスと言っていい。ただ、苦手な打者であるのは事実だ。前回、新井が広島に在籍していた時の通算対戦成績は19打数9安打の打率・474、3本塁打、6打点と打ち込まれている。その後、相性の悪さについての質問が及ぶと「当てとくわ」と再度、発言。新井に対するコメントは「当てとくわ」のみに終わった。

 オープン戦とは言え、勝負は勝負。死球まではいかないまでも、心を鬼にして厳しく内角を攻めるという投球スタイルを貫くことにほかならない。例年、キャンプ第1クールは右打者の内角を意識しての投げ込みを連日、行ってきている。ましてや長打力のある主軸打者は死球覚悟の厳しい攻めを見せなければ、打ち取ることは難しい。

 リーグ優勝を争うライバルチームの打者に対し、シーズンに向けての布石を打つ意味でも、徹底的に抑え込む構え。苦手意識もきっちりと払しょくするつもりだ。

 前回4日のソフトバンク戦ではキャンプ中の疲れが抜けきっていない中、4回までに6安打を浴びながら1失点。体に疲労が残った中で、最低限の結果を残すことを今季のテーマに掲げており、有言実行の粘投を披露した。

 「しっかりキレを出していきたい。キレと高さ、それだけ。イニングも伸びるだろうし」

 5~6イニングの登板を予定しており、今回は自身に課す課題のレベルも一段階上げる。昨年、3試合に先発し防御率1・71と得意とした広島打線に対しても決してスキは見せない。開幕2カード目初戦となる3月31日のヤクルト戦(神宮)に向けて、背番号14がここからギアを上げていく。

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