呉昇桓、人生初の茶髪に…投球も“イメチェン”ツーシーム試す

[ 2015年3月10日 05:30 ]

人生初の茶髪となった呉昇桓

 広島戦で今春初実戦マウンドに臨む阪神・呉昇桓(オ・スンファン)が“イメチェン”に打って出た。前日8日に人生初という茶髪姿で登場。待望の初実戦でもツーシームの多投をテーマに掲げるなど投球スタイルにも新たな試みを加えて来日2年目に挑む考えを示した。

 出陣を前にした茶髪への突然の変身。「一回やってみたかった」。笑みで包んだ説明。真意のすべては明かさない。推測するなら、見た目通り変身の誓いか。1軍帯同メンバーで最も遅い初登板の主題にも昨季からの変化が込められていた。

 「いつもと同じ気持ちで投げる。(実戦で)確認したいことを確認しながら投げる。オープン戦だし(ツーシームを)多めに投げたい。打者の反応を確認したい」

 ツーシームは昨季も球種としては持っていた。厳密に言えば、新球ではなく改良球だ。1年目を終えた時点で中西投手コーチから「落ちる球」の習得を宿題に出された。最大の武器とする速球を生かすためだ。出した答えはツーシームを沈む軌道へ変えることだった。キャンプでの試投で本人もコーチも一定の手応えがあり“新球テスト”は実戦段階を迎えた。同一リーグの広島相手でも出し惜しみはない。

 加入2年目の今春キャンプは調整を任され、1人だけ実戦登板がないまま2月を終えた。2月20日の紅白戦で初実戦に臨んだ昨春と比べれば、調整ペースは3週間弱も違う。昨季39セーブでタイトルを獲得した実績で首脳陣からの信頼を勝ち取り、自分なりの調整で準備を進めてきた。

 中西投手コーチは10日に関して「9回やな」と明言。オープン戦といえども、虎投の切り札に相応しい起用を貫く方針を強調した。試合開始から登板に至る時間の過ごし方も本番に則るためだ。開幕まで連投はなく、試運転は3~4試合にとどめる予定。どんな進化を見せるのか。2年目の守護神がついにベールを脱ぐ。

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