やっちまった…阪神・江越“ズッコケ”決勝点献上「滑った」

＜神・巨＞７回２死、亀井の打球を追った江越は足を滑らせ転倒。記録は三塁打に

オープン戦 阪神０－１巨人

（3月8日 甲子園）
　両軍唯一の得点は阪神・江越のまずい守備からだった。７回２死無走者で巨人・亀井の飛球は左翼へ。前進して捕球態勢に入ろうとした際に足を滑らせて尻もちをつき、ボールは頭を超えていった。三塁打とされ、次打者・大田は左前に適時打。この１点が勝敗を分けた。

　「目測を誤ったわけではないです。止まろうとしたのですが、滑った。下が（雨で）濡れていたのはわかっていた」

　打っても３打数無安打と反省の多い一日となった。永久欠番デーのセレモニーや初の伝統の一戦にも、「試合に集中していたので、特には…」と雰囲気を感じる余裕もなかった。「公式戦では絶対にしてはいけないし、しっかり反省したいです」。試合後は“大賀江越のすべらない守り”の徹底を心がけていた。