虎ベタボレ「1位でしょ」 県岐阜商・高橋最速タイ152キロ 試合解禁即

[ 2015年3月9日 06:02 ]

練習試合解禁となった飛龍戦で自己最速タイの152キロを叩き出した県岐阜商・高橋

練習試合 県岐阜商7―2飛龍

(3月8日 長良川)
 高校野球の練習試合が全国で解禁された8日、今秋ドラフト1位候補で今春の選抜大会にも出場する県岐阜商・高橋純平投手(3年)が飛龍戦(静岡)で自己最速タイの152キロを叩き出した。阪神、中日、日本ハム、オリックス、ソフトバンク、楽天の6球団9人のスカウトが視察する中、9回から登板し1回1安打1奪三振、無失点と圧巻の試運転を見せた。(学年は新学年)

 金華山の麓にある長良川球場がどよめいた。ポカポカ陽気に誘われるように高橋は9回のマウンドへ。先頭打者を左飛に仕留めると、圧巻は角田へ投じた4球目。うなりを上げる直球は自己最速タイの152キロを計測した。15球中8球が140キロ超え。驚愕のスピードで観衆のド肝を抜いた。

 「ボチボチという感じです。(152キロは)たまたま。試合勘を取り戻すようやっています」

 高橋はサラリと言ってのけたが、スカウト陣は色めき立った。ドラフト1位候補に挙げる阪神の熊野輝光スカウトは「腕の振りは抜群で文句なし。スピードも申し分ない。解禁初日にこれだけ投げる投手はそういない。(今秋のドラフトでは)1位でしょう。甲子園で新しい記録が出る予感がする」と絶賛。12年に大阪桐蔭の藤浪(現阪神)らがマークした選抜最速153キロ更新を夢見た。

 試合を観戦した高橋の父・康二(やすじ)さん(57)も「この時期に152キロが出るなんて。これからもっと出るのでは」と目を丸くした。昨年12月に岐阜市内のステーキ店に行った際、高橋はなんと約4キロ分のステーキとハンバーグを完食したという。「びっくりしましたね。さらに筋肉がついてきた」と頼もしげに息子を見つめた。金華山の山頂には、戦国武将の織田信長が天下布武の足がかりとした岐阜城が鎮座する。小川信和監督が「登板予定になかった」と明かした春の初戦。高橋自身が志願したマウンドで早くも「天下統一」の足場を固めた。

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