森 先輩打ちで「アピール」6日思い出の甲子園で藤浪と初対決

[ 2015年3月6日 07:45 ]

ほっともっと神戸で打撃練習を行う西武の森

 西武の森が、6日の阪神戦(甲子園)でオープン戦初の先発マスクをかぶる。2番手で登板する阪神の藤浪は大阪桐蔭の1学年先輩で、2年時の12年にバッテリーを組んで甲子園春夏連覇を達成。プロで初対決する可能性が出てきた。

 ほっと神戸での全体練習ではフリー打撃などで汗を流した。藤浪とは高校時代に紅白戦などで「やったことがある」と言う。ただ、実戦で計9打数2安打と打撃不振。「このままの状態では1軍に残れない」と危機感を募らせ、思い出の甲子園にも「特に意識しません」と語るにとどまった。

 2年目の今季は炭谷から正捕手を奪おうとしているが、田辺監督は「打撃が上がってこない。現時点なら(正捕手は)炭谷」と奮起を促す。同じ大阪桐蔭出身の中村と浅村も出場予定。藤浪との対決で盛り上がりそうだが、森は「何とかアピールしたい」と悲壮な決意を漂わせた。

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2015年3月6日のニュース