Aロッド525日ぶり“メジャー打席”BOO&歓声の中いきなり…

[ 2015年3月6日 05:30 ]

<ヤンキース・フィリーズ>処分明け後の初打席で左前安打を放ったロドリゲスに球場全体から大歓声

オープン戦 ヤンキース1―3フィリーズ

(3月4日 タンパ)
 オープン戦に初出場したヤンキースのアレックス・ロドリゲスは、2打数1安打、1四球だった。薬物規定違反で昨季全試合の出場停止処分を受けたロドリゲスが、実戦でメジャーの投手を相手にするのは2013年9月25日のレイズ戦以来、実に525日ぶり。

 「2番・DH」で先発出場し、いきなり第1打席に甘く入った速球を左前に運んだ。2打数1安打1四球の結果に、通算654本塁打の39歳は「緊張して、まるで水中でバットを振っているみたいだった。バットに当たってうれしかったし、ヒットになって驚いた」と振り返った。

 打席に入るたびに球場はブーイングと歓声が交錯したが、「どん底を味わった人間にとって、少しでも声援を受けることはうれしい驚き」としんみり話していた。

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