内川「緊張した」10年ぶり一塁…攻撃力キープへ新布陣テスト

[ 2015年3月2日 05:30 ]

<ソ・楽>途中から一塁を守る内川

オープン戦 ソフトバンク2―0楽天

(3月1日 ヤフオクD)
 ソフトバンクの内川が一塁を守る新布陣がテストされた。5回から2イニング、左翼から一塁に回り、打球を処理する機会はなかったが、内野ゴロで4刺殺を記録。横浜(現DeNA)時代の10年以来となる一塁を吉村のミットを借りて守った内川は「緊張した。実際に打球は飛んでこなかったので何とも言えないけど」と苦笑いで話した。

 工藤監督は「7回が終わってリードしているケースで8、9回に1点やりたくない時に彼が(一塁に)入ってくれれば打撃陣を落とさない形にできるから」と説明。外野の守備を固めつつ、追いつかれたり、逆転された場合を想定し、打線の攻撃力を落とさないための選択肢だ。

 内川は「そこそこできればいいというものではない。準備だけはしておきたい」と気を引き締めた。ち(左中間)に飛んでいく打球は、気持ちのいい打球だね」と喜んだ一発で、李大浩は打線での存在感をあらためて示した。それは不動の4番でなくても輝きを失うことはない。

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