大野“メッセ・フォーク”で開幕獲る!新球手応え3回1失点

[ 2015年3月2日 05:30 ]

<中・ロ>ロッテ打線相手に3回4安打1失点と好投する大野

オープン戦 中日0―8ロッテ

(3月1日 ナゴヤD)
 理想の“メッセフォーク”で開幕投手の座をつかみ取る。中日・大野が、3回から2番手で登板。3回4安打1失点の内容も、「空振りを取れる決め球」として昨秋から習得を目指しているフォークで2三振を奪った。

 理想とするのは阪神のメッセンジャーの地面に叩きつけるようなフォーク。「新しいボールは使えると確信した」と手応えを口にした。3回には井口を136キロ、根元は132キロのフォークで空振り三振に斬り「フォークのスピードは理想」と好感触を得た。ただ、最速は143キロ止まり。「真っすぐがきていない。走ってくれればもっと生きる」と反省も残った。

 3月27日、阪神との開幕戦(京セラドーム)の先発はメッセンジャーが濃厚。谷繁兼任監督は「自分のものにしつつある。ウイニングショットにできるようになれば幅が広がる」と評価。さらに磨きをかけ本家との開幕戦勝負をつかむ。

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