京大くんピンチ!卒論発表で離脱…次戦登板早くて3・7以降

[ 2015年2月27日 09:05 ]

ロッテの田中

 ロッテのドラフト2位・田中(京大)にとって恨めしい雨となった。中継ぎで登板予定だったオリックスとの練習試合(清武)が悪天候で中止。開幕1軍への「二次試験」が流れ「朝食の時に聞きました。投げたかった」と本音を漏らした。

 これで登板予定が大幅にずれた。チームの名古屋遠征には同行せず、この日で一時帰京。2軍施設で練習後、3月4日から6日までは卒論発表のために京都に戻らなければいけない。「(京大の)野球部は大分で合宿中なので、誰か練習相手を見つけないと…」。初の実戦となった22日の広島との練習試合では中継ぎで2回無失点と好投。今回も好投すれば、次戦は初めて先発機会を与えられるはずだった。

 次の登板は早くて3月7日以降。1軍の試合で投げるものの、中継ぎか先発かも未定の上に約2週間も登板間隔が空いてしまう。落合投手コーチは「卒論は大変。クリアすれば野球に専念できる」と同情的だが、日程的にアピールチャンスは狭まった。開幕1軍が見え始めた矢先の天のいたずら。田中には試練の時となった。

続きを表示

2015年2月27日のニュース