和田監督断!超攻撃オーダーで発進、“勝負手”1番鳥谷、3番西岡

[ 2015年2月24日 08:45 ]

キャッチボールの順番を待つ西岡(右)と鳥谷

 阪神・和田豊監督(52)が今季、鳥谷敬内野手(33)を「1番・遊撃」、上本博紀内野手(28)を「2番・二塁」、西岡剛内野手(30)を「3番・三塁」に配置する超攻撃的オーダーで勝負の4年目を発進することが23日、分かった。二塁争いを繰り広げていた西岡と上本の一騎打ちは、同時起用することで決断。10年ぶりの奪冠へ、かねて理想としていた布陣で挑む。

 相手にとって脅威でしかないラインナップだ。リードオフマンにキャプテン・鳥谷、つなげて還せる2番に若武者・上本、そしてキーとなる「3番」には完全復活を期す西岡を配置する。これはすなわち、キャンプインから繰り広げられてきた「二塁戦争」が終えんを迎え、好調の2人を同時起用するぜいたく極まりない構想。この3人で機先を制し、4番・ゴメス、5番・マートンの2人であっさりと息の根を止めようという魂胆だ。

 和田監督はキャンプ前の1月に、「(1番・鳥谷は)去年、やろうとして3試合しかできなかった。まだ決める時期ではないけれど、そういう考えはある。それ(1番)もオレの頭の中にはある」とプランを明かしたことがある。

 昨季も「1番・鳥谷」「3番・西岡」で開幕。しかし3戦目、福留と激突した西岡の離脱を受け、早々に断念した過去がある。虎将にとっても進退を懸けた勝負の4年目。胸の奥底でじっくりと温めてきた最強のオーダーで「3・27」を迎え、覇権奪回へ突っ走る覚悟を固めたもようだ。

 「(打順を)固定できることに越したことはない。固定となればチームがいい状況ということ」

 鳥谷、上本、西岡の並びはすでに試している。21日DeNA戦(宜野湾)の初回と3回に、鳥谷と上本の連打だけで得点。22日中日戦(北谷)では、上位2人がつくった好機に西岡が左犠飛で続くシーンもあった。今成、新井も積極的なアピールを続けており、このまま黙って指をくわえているわけはない。開幕までの残り1カ月の調整具合でレギュラー逆転や、打順変動の余地も残すが、キャンプ打ち上げを直前に控えて大枠は固まったといえる。

 鳥谷は「まだ、どの打順を打つか、わからない」と話し、西岡は「どの打順であっても自分のスタイルを崩すことはない」と平常心を貫く。昨年「1番」として台頭した上本は「右打ちをする状況も出てくる」と早くも2番へ意欲も見せる。悲願のリーグ優勝、そして日本一を狙う2015年は、この3枚のカードが重要な意味を持つ。しゃく熱の太陽が降り注ぐ沖縄で着々と準備を進める猛虎。極上のオフェンス力を武器に、セ界を制する気概でいる。 

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