ヤンキース 今季の抑えは2投手使い分ける?ジラルディ監督示唆

[ 2015年2月23日 13:58 ]

ヤンキースのジョー・ジラルディ監督 (AP)

 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督(50)は22日、今季の抑え投手について語り、昨季に39セーブを挙げ、オフにホワイトソックスへ移籍したロバートソンの後釜を1投手に固定せず、状況によってデリン・ベタンセス(26)、アンドルー・ミラー(29)の2投手で使い分ける可能性があることを示唆した。

 ベタンセスとミラーはともに優秀なセットアッパーだが、ジラルディ監督の話では、例えば相手が8回に右打者の多い打順の巡りであれば、その状況では右腕のベタンセスをぶつけて、9回はミラーが担当。逆に8回に左打者が多く打席へ入る状況であれば、左腕のミラーがその回のマウンドに上がり、9回はベタンセスという具合に両投手の長所を活かす起用を考えているという。

 キャンプが終わるまでにはこの抑えの起用法をどうするか決めたいというジラルディ監督だが、ベタンセスは「だれが抑えとか、そんなことは重要ではない。どのイニングを任されようとも、やることは同じだ」とコメント。一方のミラーも「チームから与えられた役割をこなす準備はできている。勝つことが目標なので、誰が抑えとかそういうことは関係ない」と語り、両投手とも指揮官の構想に応える姿勢を見せていた。

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