ヤンキース サバシアが手術後初のブルペン投球「問題はない」

[ 2015年2月22日 12:10 ]

ブルペンでの投球練習を行ったヤンキースのCC・サバシア投手 (AP)

 ヤンキースのCC・サバシア投手(34)が21日、昨年7月に受けた右膝の手術以来、初めてとなる本格的なブルペンでの投球練習を行った。

 サバシアは昨季、9年連続となる開幕投手を務めたものの、5月に右膝の炎症で故障者リスト入りすると、7月に手術を決断してシーズンが終了。8試合の登板で3勝という成績で、01年のメジャーデビュー以来続いていた2桁勝利も途切れてしまった。

 術後の経過は良好のようで、サバシア自身が自虐的に「役立たず」と表現する右膝には組織を再生するさせるための血小板注射がまだ必要とのことだが、「昨季は家でチームの試合をテレビ観戦することしかできなかったから辛かった。今はこうしてグラウンドで練習ができるまで回復している。もう問題はないよ」とその表情は明るい。

 この日のブルペンではストレートとチェンジアップのみで、その傾斜の感覚を確かめるかのように25球を投じたサバシア。「昨年だけでなく13年もひどいシーズンを送ってしまった。今季こそはやらないといけない。プレーオフにまた進出できるようにしっかりとチームに貢献しなければ」。通算208勝左腕の顔が引き締まった。

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