藤浪「感触は悪くなかった」…154キロも四死球で崩れた4失点

[ 2015年2月22日 05:30 ]

<D・神>初回無死一、二塁、松本に四球を与え汗をぬぐう藤浪

オープン戦 阪神5-7DeNA

(2月21日 宜野湾)
 今年初の対外試合のマウンドは、3回3安打4失点だった。おまけに初黒星も付いた。それでも阪神・藤浪の表情、言葉に落胆の色は見えない。あろうはずがない。まだ調整段階。結果が悪くても、内容に手応えをつかんだ。

 「自分自身としては、結果を完全に度外視すればフォームとして真っすぐの質とか、そういう意味ではすごくよかった。バランスとしても。ただ結果として見栄えの悪いものになってしまった。でも自分自身の感触は悪くなかったと思います」

 結果には恵まれなかった。1点を先制してもらった直後の初回、先頭・石川をいきなり四球で歩かせた。1死二塁とされ、梶谷に左前に同点打を浴びた。2死後、ロペスに死球、松本に四球を与え満塁としルーキーの倉本に右前に勝ち越しの2点打を許した。初回だけで27球を擁し、3失点。3回にも先頭・梶谷に右前打を浴びると、1死三塁からロペスの一ゴロの間に4点目を失った。

 「課題は四球もそうですし、点を取ってもらった次の回に失点しているのも、そうですね。そういうゲーム的なところをしっかりしないといけない。フォーム以外のところで、しっかりと結果を出していきたいです」

 試合後は、反省の弁も並べた。とはいえ、1月にともに合同自主トレした広島・前田健からアドバイスされた「脱力投法」に、一定の手応えもつかんだ。「8分くらいの力で腕も思い切り振らず、しっかりと切れを出す投球を、いかにできるかが課題」と話して臨んだマウンド。この日は無駄のないフォームから最速154キロの直球を投げ込んだ。左打者が7人並んだ打線相手に左対策のツーシーム、外からカウントを稼ぐカットボール、カーブの精度も試すことができた。やるべきことは、一通りできた。

 この日の試合で浮き彫りとなった現時点の課題は、変化球の精度と制球力。打たれた3安打はすべて変化球で、初回の3四死球が勝敗を分けた。「結果に結びつくよう、次回以降はしていきたいです」。次回登板予定は28日の練習試合・オリックス戦(安芸)。次こそは結果と内容の二兎を追う。

 ▼阪神・中西投手コーチ ボール自体は悪くなかった。あとは(変化球との)コンビネーション。フォームもよかった。ただ初回(の投球)はオープン戦でも課題にしていかないと。実戦で投げて(状態を)つくっていく投手。次はもう少し長いイニングになる。

 ▼侍ジャパン・小久保監督 いい球を投げていた。緩急を付けると言っていたけど、走者を背負うことが多かったからか、カーブは少なかった。「脱力」は野球選手にとって永遠のテーマ。打たれた後の方が力が抜けていた。1回から力を抜いて、というのは難しいですよ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2015年2月22日のニュース