中谷 2軍行きの危機から“起死回生”同点3ラン

[ 2015年2月20日 10:20 ]

<ヤ・神>9回表2死一、二塁、中谷は左越え3ランホームランを放つ

練習試合 阪神9―9ヤクルト

(2月19日 浦添)
 阪神の5年目・中谷が文字通り「起死回生」の一発を放った。6―9の9回2死一、二塁で回ってきた、この試合最初の打席。児山のチェンジアップを叩き左中間席に同点3ラン。「最近結果が出てなかったので、ラストチャンスという気持ちだった。結果が出てよかった」と胸をなで下ろした。

 将来の大砲候補と期待されながら過去2年間1軍出場なし。今季は1軍キャンプを勝ち取ったものの、ここまで11打数1安打とハイレベルな外野陣の中ではアピール不足は明らかで2軍行きの危機に直面していた。この日も守備からの途中出場。9回も2人が出塁しなければ巡ってこなかったが「皆さんが回してくれた」と「最後の打席」をものにした。和田監督も「諦めたらダメだということ。ああいう一打席、一球で変わってくる」と目を細めていた。

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