駒大・今永新球は“ウナギフォーク” つかめそうでつかめない

[ 2015年2月17日 05:30 ]

キャッチボールするエース今永

 東都大学リーグの駒大が16日、静岡県浜松市でキャンプイン。今秋ドラフト上位候補でリーグ現役最多の18勝を挙げているエース左腕・今永は、新井富夫が84~87年にマークした駒大記録の通算30勝に「挑戦したい」と意欲的に話した。

 そのために新たな武器を手に入れた。昨年12月の大学日本代表候補合宿で同じ左腕の明大・上原らから握りを教わった。「(オリックスの)金子さんが言っていた遅い真っすぐというイメージ。直球の軌道で、打者の手元で落ちる感じ」。最速148キロの直球と鋭いスライダーが持ち味だが、投球の幅を広げるための習得。振りにきても当たらない。つかめそうでつかめない。まさに浜松の名産・うなぎのような「うなぎフォーク」で歴史に名を刻みチームをリーグ戦連覇と日本一へチームを導く。

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2015年2月17日のニュース