【黒田復帰会見 2】今年断るともう2度と口をきいてもらえないんじゃないかと

[ 2015年2月16日 16:23 ]

笑顔で広島復帰への思いを語る黒田

Q.カープ復帰の決断をしたのはいつ頃か?

A.鈴木さん(球団本部長)に電話した時なので、日本時間で(12月)26日、米国時間で25日。その気持ちを決めたと思っていても、なかなか1秒1秒自分の考え方も変わっていた。あとは電話をかけるだけしかないと思っていた。僕自身、あまり言葉にならず、自分の中でも何を言っているか分からなかったというのが正直なところです。

Q.カープは粘り強く交渉を続けていたと思うが、鈴木さんの言葉が響いた?
A.そうですね。毎年毎年オフになると声をかけていただいて、食事も一緒にさせてもらって、もう今年断ってしまうともう2度と口をきいてもらえないんじゃないかと(笑い)。そういう気持ちもありましたし、根気よくずっと声をかけ続けてくれていたので、それが一番大きかったんじゃないかなと思います。

 Q.鈴木球団本部長にお聞きします。黒田投手から電話が入った時にどういう気持ちになったか。
 A.一瞬、「帰ります」という言葉で、頭の中が空白となって、どこへだろう?という感じだったですね。「カープ」という言葉を聞いた時に、ええっ!!という大きな声を出して、誰にも知られないようにロッカーに帰っていったのを覚えています。可能性としてはいつも少ないと思っていながらも、彼がいつも真剣に話を聞いてくれてましたのでびっくりしました。

 Q.黒田投手が入団会見で話している様子を見て改めて鈴木本部長はどんな気持ちか。
 A.改めて存在感の大きさに驚いています。

 Q.黒田投手に戻します。改めてメジャーでの7年間を振り返っていかがですか?
 A.一言でいうと苦しかったですね。野球をやる以上は、日本であろうが、米国であろうが、マウンドに上がるのは大変なことですが、言葉も分からない中で、シーズン162試合をずっと戦い抜く中で、体力的にも含めて、挑戦した以上はそれなりの結果を残さないとという自分に勝手にプレッシャーをかけて7年間やったつもりなので、そういう意味ではあまり楽しいというよりは苦しい思いの方が多かったんじゃないかなと思っています。

Q.中でも特に印象に残っていることは?
A.あとあと考えれば、やっぱり去年のヤンキースタジアムの最終戦。それがメジャーでの最後の登板になってしまったんですけど、あの時はジーターのヤンキースタジアムでの最終戦でしたし、自分の中でも何か、今シーズンどうなるか分からない中での最終登板だったので、それが自分の中では一番印象に残っていますね。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2015年2月16日のニュース