中日ドラ6の“ガッツ”に巨人007脱帽「失礼しました」

[ 2015年2月13日 08:08 ]

シート打撃でしぶとく2安打を放ったドラ6井領

 中日に、もう一人“ガッツ”を発見! ドラフト6位の井領雅貴外野手(24=JX―ENEOS)が12日のシート打撃で4打数2安打1打点の活躍。守備でもガッツあふれるプレーを見せるなど攻守で躍動した。

 「(7位の)遠藤、(4位の)石川がパパッとヒットして(自分も)打たないとと思った。得点圏での勝負強さを売りにしたいので良かった」

 同じ新人二人が安打を放って無死一、二塁で迎えた1打席目。祖父江の変化球を左前適時打した。しかしそれ以上に手応えがあったのが、左翼の守備だ。「嬉しかった。実際の試合でもできたら気持ちも乗っていけて打つ方にもつながる」。高橋周のファールをフェンスぎりぎりで滑り込んでスーパーキャッチした。

 巨人・樽見スコアラーは「ガッツがある。どうしても3位(友永)4位(石川)に目がいっていてマークしていなかった。失礼しました」と脱帽した。波留打撃外野守備走塁コーチは「うちにあんまりいない真っすぐに強いタイプ。ガッツみたいな使い方もできる。外野の競争は激しいので…」。この日は室内で別メニューだった本家ガッツこと小笠原のような代打起用を示唆していた。

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2015年2月13日のニュース