藤浪VS能見 15日紅白戦で先発対決へ…中西コーチが明言

[ 2015年2月13日 06:42 ]

軽やかにジャンプする藤浪

 若きエース候補の今年初実戦は、エース左腕との投げ合いだ。阪神・藤浪晋太郎投手(20)が先発する15日の紅白戦(宜野座)の相手先発が能見であることが12日、明らかになった。この日、中西投手コーチが明言した。ともに2イニングを予定。同戦にはメッセンジャー、岩田も登板する。

 「紅白戦ですから(相手は意識しない)。ただ初実戦なので、まずは打者相手に投げることで打者の反応が見たい。結果以上に大事なものがありますからね」。待望の初実戦。相手先発はキャンプイン前日に「そういう(エース、開幕投手の)ポジションを奪っていくくらいの気持ちでやりたい」と挑戦状を叩きつけた能見だが、直接対決に重きを置くことはない。まだ準備段階。まずは自らの現状把握が先決だ。

 その上で、目指すべき場所へ向かう。「(開幕投手の座へ向け)オープン戦とかでアピールしないといけない立場。普通にやっていたら、いいところで投げさせてもらえない。いろいろ試したいこともありますが、その上で結果を残したい」。この日は沖縄入りした両親が見守る中、ブルペン入りすることなく調整。「開幕」を見据え、階段をのぼっていく。

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2015年2月13日のニュース