「元・回文芸人記者」 日本ハム編「いい!!ドーム沸かし西川ムードいい!!」

[ 2015年2月13日 11:07 ]

イラストを手に爽やかな笑顔を見せる西川

 日本ハムのリードオフマン・西川に会うため、沖縄県名護市のキャンプを訪れた。二刀流の大谷が注目を集めるが、チームNo・1のイケメン・西川も負けじと本拠・札幌ドームを沸かしてきた。「いい!!ドーム沸かし西川ムードいい!!」という勢いのある回文。練習後の西川は「あの似顔絵が載っている記事見てますよ」と疲れた表情も見せず、さわやかな笑顔をふりまいた。これは話が早い。回文を見せると「うれしいです。(新聞を)楽しみにします」と喜んでくれた。

 昨季は43盗塁をマークし、2位・柳田(ソフトバンク)に10個差をつけてパ・リーグ盗塁王に輝いた。さらに13三塁打もリーグ1位。「三塁打が(全力で)走っている時間が一番長いし、長打で盛り上げたい。ゾクゾク、ワクワクするような走塁ができたら」。今季も足で魅せてくれる一方で、課題は三振の多さだ。昨季はパ・リーグで3番目に多く、日本人ではワーストの139三振を喫した。打撃の確実性を上げて三振を減らし、「三振前進さ」(回文)といきたいところだ。

 日本ハムは12球団で最もイケメンがそろう球団かもしれない。西川や大谷の他にも女優・剛力彩芽似の「可愛すぎるプロ野球選手」として話題の谷口、さらに中島、上沢、中村、斎藤ら女性ファンのハートをつかむ選手が多い。西川に自分よりイケメンだと思う選手を聞くと「中田翔さんです」と即答。先輩思い。やっぱりチームの顔は「中田かな」(回文)。

 ▼回文とは 「竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)」「確かに貸した(たしかにかした)」など、普通に読んでも、逆さから読んでも同じになり、意味が通じる文のこと。言葉遊びの一種。

 ≪まだあるそ!!【日本ハム】回文≫

 ▽「ダイカン全開だ」(だいかんぜんかいだ)陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)は昨季、いずれも自己最高の打率・293、25本塁打。今季も攻守でけん引する。

 ◆渡辺 剛太(わたなべ・ごうた)1980年(昭55)10月27日、東京都墨田区生まれの34歳。横浜国大在学中の03年1月に唐沢拓磨とお笑いコンビ「レム色」を結成。04、05年に「M―1グランプリ」準決勝進出。ネタ本も出版したが、08年3月に解散。09年4月にスポニチ入社。東京本社編集センター、福島支局勤務を経て、昨年10月にスポーツ部の野球担当になった。

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