楽天ウィーラー待望弾!調整遅れの懸念吹き飛ばした

[ 2015年2月12日 05:30 ]

自身の名前入りののぼりを持つウィーラー

 楽天の新外国人・ウィーラーがパワーを見せつけた。1死三塁を想定したケース打撃で武藤の直球をバックスクリーン左へ。「犠牲フライという意識で打席に入った。思ったより良いスイングができた結果、ホームランにつながった」。6、7日に行われた紅白戦は4打数無安打だったが、ようやく快音を響かせた。

 首脳陣は調整遅れを懸念。1軍は13日から沖縄・金武町に移動し、実戦中心の日程になることから、久米島に残る2軍での調整も検討された。だが「僕はゲームタイプの人間。実戦で徐々にコンディションを上げていく」と、橋上ヘッドコーチに1軍同行を志願。ランチタイムには特打を行い、66スイングで3本の柵越えを放った。

 昨季所属したヤンキースでは田中が12勝目を挙げた試合でメジャー初本塁打。内外野どこでも守れるユーティリティープレーヤーがバットでも実力を証明した。

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2015年2月12日のニュース