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阪神ゴメス 平田HCビビらせた!休日返上トレ「迫力あって怖かった」

[ 2015年2月11日 05:30 ]

汗を流しながらフリー打撃をするゴメス

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が10日、休日返上で打撃練習などに励んだ。母国・ドミニカ共和国でパスポート盗難に遭い、8日にキャンプ合流を果たしたばかり。11日は日本ハムとの練習試合(名護)に出場しないベテラン組練習へ部分参加を予定。調整遅れの挽回へ精力的に動いた。

 休日の朝。午前10時前にゴメスは太平洋を望む砂浜を準備運動代わりに走っていた。沖縄・読谷村の宿舎に隣接する室内練習場へ場所を移した後は平田ヘッドコーチを相手役に約5分間のキャッチボールで感覚を確かめ、ノックも受けた。ティー打撃を挟んで平田ヘッドを打撃投手役として40球を打った。

 練習に付き合った平田ヘッドは「軽く動きたいと言って来たから」と意欲を歓迎した。「スイングが力強い。打球もいい。迫力があって(打球が)怖かった。しっかり動けている」。決して“軽く”はなかった休日返上練習に「飛ばしすぎないよう気を付けてあげないといけない」と案じたほどだ。

 朝の散歩中にゴメスの練習光景を目に留めた和田監督も同じように「焦らせないようにしたい」と配慮を込めた。10日遅れで合流した昨春は2月下旬に右膝痛を発症して1軍復帰がオープン戦終盤までずれ込んだ。今回の来日遅れも体調不安が理由ではないとはいえ、「急ぎすぎないように。去年も急がせたわけではないけど、去年みたいになってはいけない」と教訓とした。

 来日2年目。未知だった日本野球に適応するために自他ともに早期の実戦を望んでいた1年前とは違う。「沖縄にいる間に1試合でも出せればいい」。和田監督の見立てにもゆとりがあった。沖縄滞在中の最後の実戦は24日のDeNA(宜野座)との練習試合。時間は十分ある。

 今季から使用する米国製バットには前日9日に握った900グラム未満の軽量型と別型も用意しているという。「軽いものと重たいものと二つあるみたい。長打の意識か、変化球への対応か。思うところがあるんだろう」。精力的に準備を進める姿に「調整遅れ」の表現はもう似合わない。

 ▼合流1日目(8日) 午前10時の練習開始前に首脳陣、選手、スタッフらの前で「スミマセン…」と日本語で陳謝。同10分にマートンとともに近隣の温浴施設へ移動。正午過ぎに宜野座球場で戻る。午後0時50分から準備運動。午後1時5分からマートンとキャッチボール、ノック。同1時30分からティー打撃。同35分からオマリー打撃コーチ補佐の下手投げの球を19球打ち、上手投げの球を49球打った。午後2時過ぎからウエートトレーニングを行い終了。

 ▼合流2日目(9日)温浴施設から練習開始。宜野座球場到着は正午過ぎ。午後0時50分から準備運動、キャッチボール、ノック。ティー打撃後の打撃練習ではオマリー打撃コーチ補佐の下手投げの球を31球、上手投げの球を63球打った。その後は約2時間のウエートトレーニングで終了。

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