松坂“日本仕様”踏み出し歩幅テスト 佐藤コーチ「数段良くなった」

[ 2015年2月11日 05:30 ]

ビデオカメラを前にブルペンで投げ込む松坂

 ソフトバンク・松坂は中1日で今キャンプ3度目のブルペン入り。捕手を座らせて最多の143球を投げ込んだ。

 投球時の左足の踏み出し幅をこれまでのスパイク6足半分から約4分の1足分、広げた。「打者に近いところで(球が)放せるようになればと思ってやってみた」と意図を説明。米国に比べて軟らかい日本のマウンドで下半身を使った本来の投球フォームを取り戻そうとしている。

 さらに143球中48球とカーブを多投し「カーブを投げるタイミングが僕の中ではいい感じ。直球は余計な力が入っている」と分析。「球に力を入れるときにバチッと合えばいいが、まだ合わないのが多い。開幕に向けてその回数が増えていけばいい」と修正点を挙げた。佐藤投手コーチも「(体が早く開く)最初の投げ方より数段良くなっている」と評した。

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2015年2月11日のニュース