レンジャーズ 首手術のフィルダー完全復活へ “父越え”も視野に

[ 2015年2月10日 16:08 ]

レンジャーズのプリンス・フィルダー内野手 (AP)

 米メディアは9日、首の椎間板の手術を受け、昨季を棒に振ったレンジャーズのプリンス・フィルダー内野手(30)が、今季の開幕へ向けて準備万端であることを伝えた。

 フィルダーはトレードでタイガースからレンジャーズへと移籍した昨季、首の椎間板ヘルニアに苦しみ、5月に手術を決断してそのままシーズン終了。11年から3季連続で全162試合フル出場をしていたが、42試合の出場に留まり、打率2割4分7厘、3本塁打、16打点と周囲を失望させてしまった。

 しかし、術後の経過は良好で、1月に行われたファンとの集いには「100パーセント準備はできている」とフィルダーは復活をアピール。さらに、検査をした医師からも「問題なし」と太鼓判を押されたという。

 89年に阪神でプレーしていた父親のセシル・フィルダー氏(51)は通算319本塁打を記録している元メジャーリーガー。その父親の持つ本塁打記録まであと31本塁打に迫っている息子のプリンスは、メジャー11年目を迎える今季、一気に“父越え”を果たす活躍を見せてくれるかもしれない。

続きを表示

この記事のフォト

2015年2月10日のニュース