楽天・安楽 2軍調整へ 開幕1軍へじっくり鍛錬

[ 2015年2月10日 07:02 ]

練習の最後に大久保監督(左)の話を聞く安楽

 楽天のドラフト1位・安楽(済美)が13日から2軍で調整することが濃厚となった。

 1軍は同日から沖縄本島の金武(きん)町に移動し、オープン戦や練習試合など本格的な実戦がスタートする。そのため、大久保監督は「金武町は大人のスケジュール。開幕1軍、2桁勝利を目指しているなら、ここ(久米島)に残るべき。(鍛える)時間が足りない」と判断。19日まで久米島でキャンプを続ける2軍での調整がベストという見解を示した。

 指揮官は英才教育を施すため、高卒新人ながら安楽を1軍キャンプに帯同させた。だが、実際は他の投手と違って球数制限があり、捕手を座らせての投球は7日が初めてだった。この日、安楽はブルペンでキャンプ最多となる79球。フォームがばらつき、球が上ずる場面もあり「きょうが一番悪かったです」と振り返った。実戦登板のめどは立っていないが「アピールできていないので、残されたクールで精いっぱいやるだけ」と1軍生き残りを目指し、10日も休日返上で練習する。

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2015年2月10日のニュース