松井氏、G戦士を激励「日本一奪回を」…スーツ姿で宮崎訪問

[ 2015年2月4日 05:30 ]

練習前、高橋由(右端)を指差す松井秀喜氏

 松井氏は昨年の宮崎キャンプでは臨時コーチを務めたが、今年はOBとして訪問。ジャージー姿でノックや打撃投手など精力的に動いた昨年とは違い、スーツ姿で上にジャンパーをはおり、後輩たちの動きを見守った。

 早朝に空路宮崎入りしてキャンプ地へ直行。円陣を組んだ1軍選手に向け、「去年は悔しい終わり方をしたが、その悔しさを忘れずにゼロからのスタート。日本一奪回へ向け頑張ってください」と激励した。午後には高卒ドラフト1位の岡本を見るため、2軍キャンプ地ひむかスタジアムへ。その後は1軍に戻り、昨年指導した大田のフリー打撃に視線を走らせた。

 「選手の元気な姿を見ることができたし、有意義な1日でした。選手一人一人が元気良く、目的を持ちながら取り組んでいると感じました」と松井氏。助言程度で直接指導する場面はなく「去年と違い、今回は訪問なので。自分の好きなように動きたいと思います」と話した。4日は再び巨人のキャンプを視察。5日からは沖縄・宜野湾でDeNAのキャンプにも足を運ぶ予定だ。 

 ▽昨年の松井氏 臨時コーチとして1月31日に宮崎入り。初日の2月1日から、かつて自身と同じ背番号55を背負った大田にアドバイスを送ったり、居残り特打を行った亀井の打撃投手をこなすなど、精力的に動いた。宮崎キャンプ打ち上げの13日にはフリー打撃を実演。22スイングで135メートル弾を含む5発の柵越えを披露した。

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