元近鉄・羽田耕一氏、母校復活目指す…三田学園監督就任会見

[ 2015年2月3日 05:30 ]

兵庫・三田学園高野球部監督に就任し、同校関係者と握手する元プロ野球近鉄選手の羽田耕一氏(左)

 1日付で選抜大会4度の出場を誇る三田学園高(兵庫)の野球部監督に就任したOBで元近鉄内野手だった羽田耕一氏(61)が2日、三田市役所で会見した。先月30日に日本学生野球協会の適性審査を経て指導資格が回復。同資格を得て母校で指揮を執るのは初めてのケースとなる。羽田氏は「まずは一つでも上に。目指すのは甲子園」と1991年春以来の出場を一つの目標とした。

 羽田氏自身も70年選抜大会で8強入り。72年に近鉄入りし、通算1504安打、225本塁打。リーグ優勝した89年限りで現役引退した後は近鉄でコーチなどを務めた。

 目指す監督の理想像には近鉄で黄金期を築き、恩師でもある故・西本幸雄さんを挙げた。契約は1年更新で5年をめどに指導。3日に部員と初対面し始動する。基本プレーの徹底、体力向上、個々に合った指導を掲げ「文武両道の手助けをしたい」と意気込んだ。

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2015年2月3日のニュース