楽天・安楽「ショック過ぎ」…単独久米島入りも“吉兆”マー君と同じ

[ 2015年2月1日 05:30 ]

チームミーティング後、コンビニで買い物をする安楽(左)と松井裕

 楽天のドラフト1位・安楽(済美)は、チームとは別便で久米島入り。「ショック過ぎ。僕だけ知らない先輩がいっぱいいるわけなので。他の新人の方はみんなあいさつしてるのに…」と困惑の表情を浮かべた。

 卒業試験のために愛媛に一時帰郷。前日に仙台に戻ってチームと合流する予定だったが、雪による悪天候のため松山空港で足止め。この日、伊丹空港経由で一人、久米島入りした。「(精神的に)落ちてますね。何で(仙台に)帰られへんのって思いました」とへこんだが、実は「吉兆」でもある。ヤンキースに移籍した田中も1年目のキャンプインは駒大苫小牧の卒業試験のために単独で久米島入り。同年に11勝を挙げて新人王に輝いた。

 愛媛では母校のブルペンで立ち投げながらカーブやスライダーも試した。キャンプでのブルペン入りについては、「いつでも僕はいけるんですけど、あとは上の方(コーチ)が言う通りに」とはやる気持ちものぞかせた。宿舎はエース則本と相部屋で「スライダーやチェンジアップも素晴らしい。ぜひ聞いてみたい」と意欲的。大型右腕のプロ1年目がスタートする。

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