中日ダブルの悲劇…浜田達はノロ、武藤はインフル 指揮官困った

[ 2015年2月1日 05:30 ]

全体ミーティングに臨む谷繁監督兼選手(手前)ら首脳陣

 2年目を迎える中日・谷繁元信兼任監督(44)が出鼻をくじかれた。前日に「感染性胃腸炎」と診断されていた浜田達が31日、2軍宿舎のある沖縄県読谷村内の病院での検査でノロウイルスに感染していたことが判明した。さらにこの日、武藤のA型インフルエンザ感染が発覚し、ダブルショックとなった。

 「防げるものなら防ぎたいけど、なる人はなっちゃう。しょうがないですね…。できることをやるしかない」。恩納村にある1軍宿舎で行われた全体ミーティング後に、指揮官が渋い表情を浮かべた。

 浜田が2軍組、武藤が1軍組でホテルも別。この日までにそれぞれの部屋を消毒した。現時点では両選手を隔離するだけで1、2軍の選手の入れ替えはないが、ミーティングでもトレーナーから手荒い、うがいの徹底が指示された。

 「不必要な外出、外食は控えてもらって、なるべく球団管理の食事を取ってもらう。禁止するわけじゃないが、節度を持ってほしい」と西山和夫球団代表。球団では一昨年にキャンプ前から合わせて16人がインフルエンザに感染したこともあり、蔓延だけは避けたいところ。不安含みのキャンプインとなった。

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2015年2月1日のニュース