藤浪“マエ肩”流で準備OK ブルペン入りなしでキャンプ地へ

[ 2015年1月27日 05:30 ]

那覇空港に到着した藤浪(左)と歳内

 阪神・藤浪は「マエ肩流」で準備OKだ。1月中旬にはブルペン投球していた過去2年と違い、今年はブルペン入りしないままキャンプ地へ。それでも「強い球を投げられる状態にはなっています。あとは傾斜を使って投げるだけの状態です」と意に介さず、キャンプインを心待ちにした。

 広島・前田健との合同自主トレではマウンド環境が無くてブルペン入り出来なかったが、代わりにキャッチボールと動作重視のトレーニングで肩を作った。同じ方法で前田健は毎年好成績を維持しており、不安は無い。足りないマウンド感覚は実戦登板で養う算段だ。

 「できるだけ実戦に投げたい。実戦で投げることが一番手っ取り早い調整と思っています」。高校時代からシート打撃、紅白戦に積極登板することで修正点を洗い出し、状態を上げた。キャンプからは「藤浪流」で調整を進め、開幕投手を目指す。

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