“ミスター・カブ”バンクス氏の死因は心臓発作 代理人が明かす

[ 2015年1月26日 12:36 ]

カブス一筋で512本塁打を放ったアーニー・バンクス氏 (AP)

 23日に83歳で亡くなったカブスの往年の名選手、アーニー・バンクス氏の死因が心臓発作であることが分かった。

 
 死去した当初はその事実が発表されたのみで、それ以上の情報はなかったが、25日に詳細をバンクス氏の家族の代理人が明らかにした。同代理人によるとバンクス氏は23日の午前中に心臓発作に見舞われ、その日の夜遅くに息を引き取ったとのこと。

 “ミスター・カブ”と呼ばれたバンクス氏は黒人リーグを経て1953年にカブスへ入団。主に遊撃と一塁を守りカブス一筋で19年間プレー。通算成績は打率2割7分4厘、2583安打、512本塁打、1636打点。MVP、本塁打王、打点王にいずれも2度ずつ輝いた。

 資格取得1年目の77年には米国野球殿堂入り。万人に愛される人柄でも知られ82年には背番号14が球団初の永久欠番となった。カブスのリケッツ・オーナーは「彼はメジャー史上最高の選手の一人。私が知る限り、最も心が温かく、誠実な人物だった」とバンクス氏の死を悼んだ。

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