陽川＆横田を掛布ＤＣ絶賛　ゴジラ２年目よりすごい!?

ダンディーな装いで登場した掛布ＤＣ

　ゴジラ級だよ！　阪神の掛布雅之ＧＭ付育成＆打撃コーディネーター（ＤＣ＝５９）が２４日、若手選手の成長に太鼓判を押した。鳴尾浜球場を訪れて自主トレをチェックすると、２人の個人名を挙げてキャンプでの期待度を語った。

　「陽川や、横田が打っていたけどね。すごいよ。福留も“だいぶん変わりましたね”って言ってた。室内だけどね。打球音とかすごかった」

　室内練習場で福留、陽川、横田らに加えて江越や植田など新人の打撃に熱視線。中でも陽川、横田の打撃を大絶賛した。「松井（秀喜、元巨人、ヤンキース）の２年目よりもすごいんじゃないか」。球史に名を残した松井秀を引き合いに出すほどの高評価。松井秀は入団２年目の９４年に２０本塁打を記録しており、「２０本塁打なら、（さすがに）松井の方が上だな」とすぐに日米通算５０７本塁打の大打者と比較することを修正したが、２人の秘めた可能性も無限大だと感じている。

　打撃の師匠が発した最高の言葉に横田も笑みを浮かべていた。今キャンプは２軍スタートだが、キャンプ中の１軍昇格も十分にある。

　「（打っていたのは）マシンなんで…。ただ、打球音も（バットとボールが）当たった瞬間にするようになってきた。いい感じでボールに力が伝わっているんじゃないかと思う」

（江越、植田も高評価／）　また掛布ＤＣは江越、植田も高評価。「（江越は）体が強い。スイングスピードもある。（二人とも）可能性を感じる選手」。Ｖ奪回へ向けて若手の底上げ、新戦力の台頭は絶対不可欠。間違いなくその候補の１番手、２番手だ。