和歌山・桐蔭 21世紀枠で53年ぶり切符 第1回から11回連続出場

[ 2015年1月24日 05:30 ]

21世紀枠での出場が決まった桐蔭ナインは前回出場した昭和37年のセンバツ記念の旗を手に笑顔

第87回選抜高校野球大会出場校発表

(1月23日)
 「高校野球100年」の節目に古豪が53年ぶりのセンバツ切符を勝ち取った。岸田正幸校長から21世紀枠で選出されたと告げられると、桐蔭・石井佑典主将(2年)の目が潤んだ。「駄目だった時、どう気持ちを切り替えるか考えていた」。

 前身の和歌山中時代には春夏ともに第1回大会から出場し、センバツは24年の第1回から11回連続で出場した。21、22年夏には史上初の連覇、春も27年に優勝した古豪も甲子園は86年夏以来。長いトンネルから抜け出した。

 昨年9月、和歌山県大会準々決勝。箕島に8回まで3―1とリードしながら、逆転で敗れた。紀三井寺球場から母校部室に帰ると、2年生7人で話し合った。「みんな、なかなか帰らなかった。この悔しさを夏にぶつけようと思った」。ベンチの白板には「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」と書いた。

 部員の国公立大現役合格率67%、今の3年生には東大を狙う者もいる。文武両道も評価された。自身、97年秋の近畿大会初戦で敗れ涙をのんだ伊藤将監督は「歴史と先輩に感謝したい」と感無量の面持ちだった。

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