阪神 新人と寮生が黙とう 液状化現象起こった鳴尾浜で

[ 2015年1月18日 05:30 ]

正午にグラウンドに整列し、阪神・淡路大震災の被災者に黙とうを捧げる阪神ナイン

 阪神ファーム本拠地の鳴尾浜球場では新人5選手、寮生を合わせた約20人がグラウンドで、半旗となった球団旗に向かって1分間の黙とうを捧げた。

 高野球団本部長は選手らに、液状化現象が起こった同球場の当時のことを話したという。「今練習できるのも阪神園芸さん、工事してくれた方のおかげ。選手には感謝の念を忘れないようにと伝えた」。11年の東日本大震災で所属していた新日鉄住金鹿島のグラウンドが地盤沈下したというドラフト2位・石崎は「(被災者に)感動を与えられるプレーをしたい」と表情を引き締めた。

続きを表示

2015年1月18日のニュース