ジ軍決定の青木 左翼のレギュラー候補 求められる献身的プレー 

[ 2015年1月17日 15:27 ]

 大リーグ4年目の所属先がようやく決まった。ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となった青木宣親外野手(33)がジャイアンツと1年契約で合意したことが16日に分かった。昨季のワールドシリーズ(WS)覇者の一員として、攻守にわたる献身的なプレーが求められる。

 ジャイアンツ打線は中軸が固まっているため、青木に期待されるのは昨季と同様に出塁とつなぎの役割だ。ブルワーズに在籍した2シーズンでは計18本塁打をマークしたが、広い本拠地球場を持つロイヤルズに移った昨季は1本。ジャイアンツの本拠地も投手有利とされているだけに、今季も持ち前の小技や機動力を生かしたい。

 球団公式サイトでは青木を左翼のレギュラー候補として報じた。本職は右翼だが、ブルワーズやロイヤルズでも左翼を守った経験があり、大きな不安はない。中堅は昨季96試合で打率3割のパガン、右翼はチームリーダーで中軸を担うペンスが守ることになる。

 昨季、WSで敗れて涙した青木は「優勝を狙えるチーム」との契約を希望していた。過去5年で3度頂点に立っているジャイアンツは、ぴったりマッチする。

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2015年1月17日のニュース