ヤクルト 6選手自主トレ 七條 第3子誕生で「常に頑張らなきゃ」

[ 2015年1月14日 18:22 ]

階段ダッシュをするヤクルト・石山(左)と中沢

 ヤクルトの森岡、中沢、七條、山本、秋吉、石山の6選手が14日、宮崎県西都市内で自主トレを行った。

 選手会長の森岡は「昨年は左投手をなかなか打てなかったし、終盤は安打が出なかった。逆方向に強い打球を打てる形でやっています」とマシン相手に黙々と打ち込んだ。日本ハムからFAで同じ内野手の大引が加入。巨人からは19歳の奥村の加入も決まった。「自分が一番試合に多く出て優勝したい」と闘志を燃やした。

 中沢、七條、山本、石山はブルペンでの投球練習も披露。昨季途中に先発に転向した石山は、今季は先発としての開幕ローテーション入りを目指し「争いはきついが、最初からアピールできるようにしたい。2桁は勝ちたいです」と意気込み。12月3日に第3子の女児が誕生したという七條は「やることをやるだけ。常に頑張らなきゃと思っています」と気を引き締めた。

 また昨季は新人ながら61試合登板を果たした秋吉は、今オフ増量に励んでいる。「昨年は1年間投げる体力がないと思った。細いとケガをしやすいし、筋肉も落ちてくる。今理想の体重に近づいています」と、1日4食で炭水化物を多く摂取することで、11月末に73キロだった体重は現在81キロまで増えた。2年目に向け「昨年と同じでは打たれる」とシンカー習得にも乗り出している。練習の最後には、170段の階段を駆け上がる「地獄の階段ダッシュ」を4本敢行。中沢は「しっかり追い込めているので、キャンプにいい形で入って力を発揮できるようにしたい」と話せば、山本も「体を追い込んで仕上げていきます」と充実の表情だった。

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2015年1月14日のニュース