ドジャース マイナーでのコーチ採用条件はバイリンガル?

[ 2015年1月14日 12:47 ]

キューバ出身のヤシエル・プイグ (AP)

 メジャーリーグは現在、全体で約3割の選手がアメリカ国外出身者の選手で構成され、その内の約8割がドミニカ共和国をはじめスペイン語を母国語としている中南米出身の選手という統計が出ている。マイナーではさらにその傾向が顕著で、ベンチでは英語ではなくスペイン語が飛び交うこともある。

 この状況に反応したのがドジャース。80年代にはメキシコ出身のバレンズエラ、最近ではキューバ出身のプイグと中南米出身の選手を受け入れてきた歴史のある同球団だが、傘下のマイナー各6球団にスペイン語が話せるコーチを配置するという方針を打ち出した。

 そして、この方針を推進するのは昨秋にドジャースのファームディレクターへ就任し、05年には巨人でプレーしたことがあるゲーブ・キャプラー氏(39)だ。異国の地で悪戦苦闘した同氏。10年の時を経て、その経験が活かされることになった。

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