オリ坂口 復活へ野人になる!山ごもり“四足歩行”で体幹強化中

[ 2015年1月14日 05:30 ]

オリックスの坂口

 復活を期すオリックスの坂口智隆外野手(30)が、野人さながらの練習をしていることが13日、分かった。神戸市内で「山ごもりしている」という自主トレでは、知人から教わった両手を足のように使った「四足歩行の動き」を取り入れ体幹を鍛えているという。

 「四つんばいでやるといいと聞いたので。マジで四足歩行で走っているんですよ。全身を使って、野人に近づくというか、ターザンですかね」

 笑い話ではない。実際に四足歩行をトレーニングに取り入れているスポーツ選手も多い。肩関節や肩甲骨、骨盤の動きに加えて股関節の連動性が上がり体全体を動かすことに適しているという。動物が四足歩行で人間よりも速く走れるのは、体の機能を十分に使っているからとも言われる。

 08年から4年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど超人的な身体能力を誇った坂口も、12年にダイビングキャッチを試みた際に右肩を地面に強打し脱臼。その後は肩のケアに悩まされ嫌いだった筋トレも導入した。今回の珍トレで「投げることも肩のはまりがいい。例年より確実に仕上がっている」と手応えを感じている。

 今年は人生で初めて元日も練習するなど、意気込みも半端ではない。大型補強の影響で予想スタメンに名前が載らないことも発奮材料で「俺を外していた新聞はどこですか? 信じられないぐらいの成績を残します」と反攻宣言。「野人」として暴れ回るつもりだ。

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2015年1月14日のニュース