広島・黒田 復帰初登板は本拠での開幕カード コーチが明かす

[ 2015年1月8日 08:20 ]

背番号15で広島復帰する黒田

 8年ぶりに広島への復帰を決めた黒田博樹投手(39)の公式戦初登板は、マツダスタジアムとなる可能性が高まった。畝(うね)投手コーチが7日、13年ぶりに本拠地で迎える開幕カード、3月27日からのヤクルト3連戦で起用するプランを明かした。

 「最初に投げるのはマツダがいいと思う。スタートが大事。うまくリズムに乗せてあげたい」

 2カード目のDeNA戦は横浜。凱旋マウンドはどのカードがふさわしいか、地元ファンがどちらを喜ぶか…は説明するまでもない。「ファンの思いもそうだし、本人もマツダの方が入りやすいと思う」と言葉を続けた同コーチ。この日は専大の後輩でもある黒田と国際電話で話したという。

 開幕投手については前田健が最有力ながら、緒方監督は前日6日に「クロがいい調整をしてくれているようなら」と含みを持たせた。「(3・27に)本人はこだわっていないと思う。“お任せします”と言っていた」と畝コーチ。答えが出るのはまだ先だが、今季も予告先発があるだけに、黒田の記念すべき一戦がマツダとなるだけでも、地元ファンには朗報だ。

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2015年1月8日のニュース