西武ドラ1高橋光成 総額30万円ファッションで入寮「キメてきました」

[ 2015年1月8日 05:30 ]

自慢のファッションを披露する高橋光成

 超ファッショナブルにキメた。西武のドラフト1位・高橋光成(こうな=前橋育英)が、埼玉県所沢市の若獅子寮に入寮した。晴れの日に、ベルトなど、装飾品を合わせて総額約30万円のブランド品で全身をコーディネート。「きょうはキメてきました。きちんとした方が格好いいと思って」と胸を張った。

 制服で入寮する高卒ルーキーが多い中、最速149キロ腕は私服を選択。左腕には、入団のお祝いに祖父・光政さん(64)に買ってもらったというガガミラノの時計(定価20万円)が光る。ビームスのキャメル色ロングコート(定価2万6000円)に、リーバイスのデニム(定価1万9000円)を合わせた。米国セレブのカジュアルスタイルを紹介する愛読誌「Safari(サファリ)」(日之出出版)を参考にしたという。

 13年夏の甲子園優勝投手は、服装にも強いこだわりがある。中学時代から、母・尋美さん(42)の買ってきた洋服を拒むこともあった。同郷・群馬の大先輩・渡辺久信シニアディレクター(SD)や、かつてのエースでソフトバンク・工藤監督も、現役時代はド派手なダブルのスーツに身を包み「トレンディーエース」として君臨した。渡辺SDも「俺も“新人類”と呼ばれるくらい洋服にはうるさかった。いいことじゃない」と豪快に笑った。ブランド品でキメキメのファッションは西武の高卒エースの系譜ともいえる。

 寮では、13年まで自身と同じ背番号「17」を背負った菊池や、森が1年間過ごした部屋に決定した。「シーズン後半に1軍に上がれるよう、まずはプロで通用する体をつくりたい」。将来は投手陣のリーダーとしてはもちろん、球界のファッションリーダーも担う。

 ▽Safari(サファリ) 日之出出版が月刊発行しているファッション情報誌。30~40代の男性をターゲットに、ロサンゼルスのファッションなど、セレブ・カジュアルスタイルを紹介している。発売日は毎月24日で、価格840円。別冊でスポーツ選手の服装を取り上げる「Athlete Safari(アスリートサファリ)」があり、これまでサッカー・アルゼンチン代表メッシや、元イングランド代表ベッカムが表紙を飾った。

 ▼サファリ編集部 これまで「アスリートサファリ」にDeNA・三浦投手に出ていただいたことがあります。高橋投手も1軍で実績を残して知名度が上がれば、頭を下げてでもモデルをお願いしたい。

続きを表示

この記事のフォト

2015年1月8日のニュース