阪神ドラ3江越 目標はサッカー大久保 故郷に夢与える!

[ 2015年1月8日 11:15 ]

自主トレでダッシュする江越。“トリプルスリー”を狙える選手を目指す

 「大は土台のしっかりした人間に。賀はみんなに祝福されるような人間に」。そんな両親の願いが込められて「大賀(たいが)」と命名された阪神ドラフト3位・江越大賀外野手(21)。巨人の長野ファンを公言してきた江越だったが、阪神“たいが”ースからドラフト指名を受け、「やっぱり僕には縁があったんですね」と笑った。

 海星(長崎)時代は投手として最速143キロを誇った「東都の大砲」は、50メートル5秒8、遠投120メートル以上と、走攻守に高い身体能力を誇る。それだけに、「3割、30本塁打、30盗塁を狙える選手になりたい」と言う。肩、足では間違いなく即戦力だ。6日に兵庫県西宮市の球団寮「虎風荘」に入寮。その際に持ち込んだパソコンのデスクトップの壁紙は、昨年の日本シリーズで中堅・大和が連発した好守の写真だった。「大舞台でああいうプレーができたらいいな、と思って」と目を輝かせた。

 そんな江越が憧れる人物がサッカー界にいる。昨年のサッカーW杯ブラジル大会にも出場した大久保嘉人(32=川崎F)だ。大久保は福岡県出身だが、母校は全国制覇14度を誇る名門・国見。面識はないものの、「国見は僕の地元の島原半島にある。よくテレビで応援していました」。昨秋、大久保は島原市内に自身が塾長を務めるサッカースクール「Btrece(ベトレーセ)」を開校。江越も地元愛が強いだけに、「僕も将来的には自分で野球教室を開けるくらい活躍したい」と、故郷の先輩の背中を追う。

 箱根駅伝では母校・駒大で山上りの5区を担った馬場翔大(3年)が低体温症に見舞われながら、決死の激走。「何があっても最後まで諦めずやり抜くことが、見ている人に感動を与える。これがスポーツのだいご味だ。馬場君の姿勢を見習いたい」。大河ドラマならぬ、大賀ドラマが幕を開ける。

 ◆江越 大賀(えごし・たいが)1993年(平5)3月12日、長崎県南島原市生まれの21歳。小2からソフトボールを始め、西有家中では軟式野球部に所属。海星では甲子園出場はなかったが、投手兼外野手で通算26本塁打。駒大では1年春にリーグ戦デビュー。2年春、3年秋、4年秋に外野手部門でベストナインを獲得。大学通算11本塁打。昨年の日米大学野球で日本代表入り。1メートル82、83キロ。右投げ右打ち。

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