早大 高橋新監督始が始動 部員ピリピリ「いきなりおどされて」

[ 2015年1月6日 17:41 ]

初練習で指導する早大・高橋広監督(中央)

 東京六大学野球リーグの早大が6日、西東京市東伏見の同大グラウンドで始動した。

 1日付で就任した高橋広監督(59)が初指導。練習前のミーティングで「早稲田の歴史で目に見えて変わらない物はなんだ?」と問いかけたところ「1人しか手が上がらなかった」と苦笑い。答えはユニホームで「目に見える歴史も、見えない歴史も受け継いで、後輩たちに伝えていかないといけない」。早速、早大の伝統と何事にも忠実に向き合う高橋イズムを目の当たりにし、河原主将も「いきなりおどされて、きょうはみんなピリピリしていた」と身を縮こませていた。

 高橋監督は西条(愛媛)から早大に進学し、捕手としてプレー。早大では同期に元巨人の松本匡史ら、1年下に山倉和博がおり、4年時には学生コーチとして岡田彰布(阪神、オリックス元監督)らを指導した。早大卒業後、77年から鳴門工(現鳴門渦潮)コーチ、80年から監督。同校を春夏8度の甲子園に導き、02年センバツ準優勝。今季限りで現役を引退した元ロッテの里崎らを育て、今夏U―18アジア選手権(バンコク)に出場した高校日本代表監督も務めた。

 卒業以来となるえんじ色のジャンバーを着込んでグラウンドに立った新指揮官は、捕手出身とあって、捕手陣には構え方やブロックの動作などを熱心に指導する場面も。「気がついたことを言っただけだが、ちょっと言えばすぐできる。素材が良いですから。最近の早稲田はダラダラしているとか評判を聞いていたけど、そんなことはない。動きも良いですね」と目を細めた。

 一方で「なんだかスマート。練習がスーっと流れていく。プロじゃないんだから、ぶさいくでもかまわない。やることをしっかりやったら泥臭くなるはず」と注文も忘れなかった。

 前任の鳴門渦潮での高校野球指導から一転し、東京での生活がスタート。「まさか単身赴任することになるとは思わなかった。でも、身が引き締まる思い。全員にチャンスがあるし、基礎を忠実に春のリーグ優勝と大学日本一を目指す」と力強く誓った。

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