阪神ドラ1横山“カメレオン投法”で「セ界」制覇狙う

[ 2015年1月4日 05:30 ]

母校の山形中央高校で自主トレを開始する横山

 阪神のドラフト1位・横山雄哉投手(20=新日鉄住金鹿島)が3日、山形市内にある母校・山形中央高で自主トレーニングを公開した。1年目にセ・リーグ他5球団全てから白星を奪うと宣言。球場によって異なるマウンドの形状には“カメレオン投法”で対応し、「セ界」制覇を狙う。

 即戦力左腕としての自覚に他ならない。横山は母校で「(セ・リーグの他球団に)1年目から勝ちたい」と力強く誓った。

 宿敵・巨人を筆頭に他球団から白星をもぎ取っていく-。開幕ローテーション入り、2桁勝利、新人王の“3冠”を目標に掲げる男にとって、当然のごとくクリアしなければいけないミッションだ。マツダスタジアム、横浜スタジアム、神宮球場…。社会人時代に登板経験のある東京ドーム以外の初体験となる球場のマウンドへの対応にも自信たっぷりにうなずく。

 「リリース(ポイント)の位置だったりは、球場、マウンドで感覚は違うので、それに合わせていければいいと思う」

 実際、新日鉄住金鹿島ではさまざまな球場で登板しながら「(マウンドの違いを)そんなに気にしたことはない」と難なく対応。「その日に合ったリリースが自分の感覚の中である」とプロでも、マウンドの高さ、硬さによってリリースや踏み込みの歩幅を変え、力を最大限に解き放っていく。

 「シーズン通して戦う上で苦手意識は弱みになる。そういう弱みは作らないようにしたい。どの球場が得意とか、どのバッターに強いとか、強みを多く作っていきたい。プロは登板ごとに弱みを突いてくると思う。シーズン中も修正して、その(研究の)上をいけるように。(強みは)結果で出すしかない。結果で示す」

 どんな球場、どんなバッターに対しても微妙な変化を施してパフォーマンスを発揮する。環境によって体色を変化させるカメレオンのごとく、変幻自在の投球でプロの舞台に挑むつもりだ。

 この日は積雪したグラウンドでランニングを行うなど、約3時間、精力的に汗を流し、間もなくスタートする新人合同自主トレに備えた。

 「今年は人生の中でもがらっと環境が変わる。一からしっかりやっていきたい」

 あとは全力で駆け抜けるだけ-。野球人生の新章をスタートさせる準備は整った。

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