どうするフィリーズ 球宴3度出場のファーカル 古傷が悪化か 

[ 2014年12月27日 15:43 ]

 米メディアは26日、今オフにマーリンズからフリーエージェント(FA)となっているラファエル・ファーカル内野手(37)が母国・ドミニカ共和国で行われている冬季リーグに参加中、ハムストリングを負傷したと報じた。

 これはファーカルが今季、大半の試合を欠場する原因となった左ハムストリングの負傷とみられる。また、現在FAとなっているこのベテランにはフィリーズが獲得に興味を示しているといわれているが、このアクシデントで今後の契約交渉にも影響を与えそうだ。

 96年にブレーブスと契約したファーカルは00年にメジャーデビューすると、球団新人記録となる40盗塁をマークして新人王を獲得。その後、06年にドジャースへ移籍し、11年途中からカージナルスにトレード。同年に自身初となるワールドシリーズ制覇を経験し、翌年の12年も3度目のオールスターに出場するなど、活躍を見せていたが、直後に肘を負傷。13年はその負傷が原因でシーズンを全休した。

 1年契約でマーリンズへ移籍した今季、ファーカルは先述のハムストリングの負傷の影響で9試合の出場にとどまる不本意なシーズンを送り、オフにFAとなっていた。メジャー通算14年で1614試合に出場したファーカルは打率2割8分1厘、113本塁打、587打点という数字をこれまでに積み上げてきた。

続きを表示

2014年12月27日のニュース