中日・荒木 1万球打ち込みで“開眼”「言葉にはできないけどある」

[ 2014年12月26日 05:30 ]

 異例の10000球打ち納めだ。中日の荒木雅博内野手(37)が25日、打撃マシンで400球余りを打ち込み、年内のナゴヤ球場での自主トレを打ち上げた。1カ月間で約10000球を打ちプロ20年目を前に「打撃開眼」を感じさせた。

 「楽しいからたくさん打ってしまう。初めてバッティングセンターに行った時のような感じ。言葉にはできないけど(新発見は)あるだろうね」

 例年、この時期の自主トレは走り込みが中心。バットを握るのは素振りかティー打撃ぐらいだったが、今オフは屋内練習場の打撃マシンで快音を響かせ続けた。それも打撃に確かな手応えを感じている証しだった。来年1月も恒例だった故郷・熊本での自主トレは行わず、年明け早々に名古屋に戻り打ち込む考え。「コーチに言われていたことが、この年でやっとわかった。これでどうなるか楽しみ」と充実した表情だった。

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2014年12月26日のニュース