メッツのライト 亡くなった警察官の息子を来春キャンプに招待

[ 2014年12月25日 17:20 ]

 メッツのデ―ビッド・ライト内野手(32)は20日にニューヨークのブルックリン地区において、パトカーで巡回中、男に撃たれて死亡した警察官の息子を来春のキャンプに招待すると米メディアが報じた。

 事件はニューヨーク州の2人の警察官、ラファエル・ラモス氏とウェンジアン・リウ氏が待ち伏せしていた男に撃たれて死亡したもので、男は近くの地下鉄駅構内へ逃げ込んだが、頭部を撃って自殺した。事件直前に男はネット上で米国において白人警察官が黒人住民を死亡させる事件が相次いでいることを非難し、その仕返しをほのめかしていた。

 ライトは事件後、電話でラモス氏の家族に哀悼の意を表し、2人の息子と15分ほど話をしたという。自身も警察官の息子であるライトは2人とすぐに心を通わせ、来年2月にフロリダ州で行われるキャンプへの招待を決めた。また、ライトは亡くなった警察官の家族を支援するための基金設立のため、ニューヨーク市民に寄付を呼び掛けている。

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2014年12月25日のニュース